よくあるご質問(FAQ)
日本工業規格(JIS)では繊維板、日本農林規格(JAS)では合板について、ホルムアルデヒド放出量に関し次の等級が定められています。
放出量が最も少なくいF☆☆☆☆で、F☆☆☆がこれに次ぎます。
表示記号 (JIS / JAS) |
ホルムアルデヒド放散量(*) | |
平均値 | 最大値 | |
F☆☆☆☆ | 0.3mg/L以下 | 0.4mg/L以下 |
F☆☆☆ | 0.5mg/L以下 | 0.7mg/L以下 |
F☆☆ | 1.5mg/L以下 | 2.1mg/L以下 |
- | 5.0mg/L以下 | 7.0mg/L以下 |
(*)ホルムアルデヒド計測実験(デシケータ法)にて、ホルムアルデヒドの放散量を測定したもの
ホルムアルデヒドの飛散量が多いと、シックハウス症候群の原因となります。
住宅や家具に石油化学成分を使用した新建材、壁紙、接着剤や塗料が多く使用されています。
そこから放散される揮発性の化学物質が原因となり、頭痛や吐き気、目やのどの痛みが現われたり、アトピー性皮膚炎や気管支喘息が悪化したりすることがあります。
こうした一連の症状はシックハウス症候群と呼ばれています。
気中濃度 | 影響 |
0.2ppm | 臭気を感じるが、すぐになれて感じなくなる。 |
0.5ppm | 明らかに臭気を感じる。 |
1〜2 ppm | 不快感(鼻や目の刺激)がおこる。 |
3ppm | 刺激による苦痛を覚える。 |
5〜10ppm | 目・鼻・のどに強い刺激。短時間耐えられる限界。 |
10〜20ppm | 涙・せきがでる。深い呼吸が困難になる。 |
イトーキの学習商品は、ホルムアルデヒドの放散量を抑制した材料(合板、繊維板、パーティクルボード)を使用、または製品レベルで計測し、ホルムアルデヒドの少ない、お子さまの体にやさしい製品づくりを行っています。
※ただし、完全無臭ではなく、体感には設置場所や人によって差があります。また、すべてのお子さまが、アレルギーが出ないことを保証するものではありません。